焚火にハマっているのである。
自分の事
私は子供のころから外遊びが好きで、郊外に住んでいたこともあり、火や土や草や木でよく遊んでいた。田んぼでドジョウをとったり、崖から落ちたり、草ボーボーの空地で火遊びをして近所のおじさんに怒られたり、100円玉を握りしめてホームセンターへ行き、端材コーナーで木材を買って、ロクに研がれてもいないmyナイフで模造ナイフを造ったりしていた。もちろん手もたくさん切ったりした。
職歴は、電子回路のエンジニアやボルダリングジムのオーナー(現在もだが)を経て、また年齢も40を過ぎたが、三つ子の魂百まで同じ、という事なのか、未だに子供の頃と同じ事を楽しいと感じるのである。
焚火ブーム
30年くらい前は、庭で焚火をするくらいは当たり前だったが、今では火災の原因になるとか、洗濯物に匂いが付くとかでやる人は少なくなった。またオール電化の家も増えてきた事で、火そのものを見る機会が激減している。
近年の焚火ブームはその反動の側面がある。当たり前だった「焚火」が今、若い世代には目新しいものになり、その良さが認識されてきているのではないだろうか。
ここ1,2年で急激に「焚火」の露出が増えたと感じる(先日TVを見ていたら、連続した2つのCMの描写が、「メタルマッチを使うキャンパー親子」だったのには驚いた。 もちろんCOVID-19によるキャンプブームの隆盛という側面もあるのだろうが)
焚き火の団体
そんなわけで焚火に関する団体もボチボチ設立されている様なので、まとめてみた。
・日本焚火学会
設立は1993年というから焚火の団体としてはパイオニアである。
活動内容は「学会」というには緩いもののようだが、焚火そのものが緊張を解く力があり、当然と言えば当然か。焚火=直火という理解をされている様で共感を持ってしまうのである。コンテンツのボリュームがあり、かなり読みごたえがある。
・一般社団法人 日本焚き火コミュ二ケーション協会
2015年設立(前身の団体は2012年)
キャンプ、野営技術というよりは、焚火によるコミュニケーションにフォーカスした団体である。講座を開講していたり、焚火コミュニケーション検定という検定試験を主催している。宿泊もできる施設運営も。
・日本焚き火協会
2019年設立。新しい団体。
焚き火検定を主催している。書籍の出版等も。
・Japan Bushcraft School
一般社団法人危機管理リーダー教育協会が運営するブッシュクラフトスクールである。ブッシュクラフト認定講習の内容として焚火に関する部分がある。